金仏壇とは

金仏壇とは

 黒の塗装色と金箔や金粉の黄金の輝きを特徴とするお仏壇です。
一般的に檜(ヒノキ)・松などの白木を素地とし、黒の塗装部分は漆やカシューで仕上げています。
伝統的な製造体制は木地・宮殿・彫刻・塗り・呂色(蝋色)・箔押し・蒔絵・錺金具(かざりかなぐ)などの分業で行われてきました。
ただ昭和50年代に分業体制から工場集約の製造体制が登場し、現在ではベトナム・中国での工場生産が最も多くなります。
日本では主に経済産業大臣指定や県知事指定の伝統工芸品産地で作られていますが、高級品が主となります。
この金仏壇が使われるのは主に浄土真宗本願寺派系(お西)・真宗大谷派(お東)、こちらのご宗派になります。
一見すると真宗本願寺派用も真宗大谷派用も同じ作りに見えますが、実はそれぞれに違いがあります。
宮殿の柱が、本願寺派用は金箔もしくは金粉仕上げに対して大谷派用は黒塗りに金具が使われています。
また内部の屋根なども作りが違っています。

金仏壇

金仏壇の木地は檜類・松類・欅・杉・合板・ボードなどが複合的に使われます。
塗装は伝統的には漆で仕上げてきましたが、現在では天然漆だけではなく、代用漆と呼ばれるカシュー・化学塗料で仕上げることもあります。
蒔絵には伝統的な漆で文様を描いたり、漆を接着剤として金属粉を蒔いたりする高蒔絵・平蒔絵や、蒔絵の上から透明な漆を塗り研ぎ出す研ぎ出し蒔絵などがあり、現在ではシルクスクリーン印刷技術も多用されシールタイプの蒔絵が使われることもあります。
金の部分は金箔や金粉を使います。この金箔・金粉は一律ではなく金の純度に違いがありよく使われる四号色から純度の高い一号色・五毛色があります。
彫刻は一枚彫りと細かい彫刻を付け足した付け彫りとがあります。


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