蓮の花(埼玉県秩父市小鹿野町)

蓮の花(埼玉県秩父市小鹿野町)

2019.08.24
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今回ご紹介させて頂きますのが、ふたきや本店がある秩父市内から車で20分程走ると行く事ができる小鹿野町の穴場的観光スポットをご紹介させて頂きます。

秩父市小鹿野町

ここ最近TVや各メディアでよく放送される小鹿野町!元祖わらじカツのお店があったり、かつて存在したバイクの森おがの博物館などバイカーにも愛される町としても有名です。歌舞伎の町としても知られています。

穴場的観光スポット:蓮の花群生地

秩父から国道299号線を小鹿野方面に向かうと小鹿野バイパス沿いにあるセブンイレブンが左手に見えてきます。その交差点を右折するとすぐに蓮の花群生地が見えてきます。

蓮の花群生地の見頃

2019年の開花状況を参考にすると小鹿野町の蓮の花群生地の見頃は、8月中旬〜下旬辺りが見頃になりそうです。

蓮の花はいっせいに開花するのが難しい!?

皆様ご存知の通り桜が開花する際、現在の桜の開花状況は5分咲きです!などと言う表現をよく耳にすると思いますが、蓮の花の場合はそれが無いのです!先程まで蕾だった蓮の花がいつの間にか開花している!!!みたいに一気に開花するときは開花してしまいます!それと桜のように一つの枝に沢山の花を咲かせるのではなく、一つの茎に一つの花しか咲きませんので、みんな自由に開花してしまうのです。上記の写真を見ていただければ分かる通り、全部の蓮の花が一斉に開くことは無いと言っても過言ではありません。なので蕾も含めての見頃と言った方が蓮の場合は良いかも知れません。しかしながら蓮の花は、蕾と言っても大きいものになると手の拳くらいの大きさがあるので見応えは十分にあります。私的には蕾の方が可愛らしくて好きです。

実際に小鹿野町の蓮の花を見てみよう!

●淡いピンクが美しいとても良く開いた見頃の蓮の花です。

●濃いピンクがとても可愛らしいよく開いた見頃の蓮の花です。

●まだ開花前の蓮の花の蕾です。とても大きく他の花の蕾より見応えがあります。

●背丈が1メートルを超える蓮の葉が生い茂っていますが、その下をよく覗いてみると水面にビッシリと生えた水草の上に浮かぶように咲く蓮の花がありました。

●蓮の群生地の裏手に回ると遥か遠くに聳え立つ三峰山をバックに蓮の花を撮る事が可能です。水深が浅いと蓮はドンドンと上へ伸びるので、脚立が無いと非常に撮るのが大変です。

蓮の花でインスタ映え!?

●カメラやスマホを斜めにして、角の中心に蓮の茎を合わせ撮影すると、横から覗き込んでいるようなキュートな蓮の花の写真を撮る事ができます。

●カメラやスマホを地面すれすれに置いて見上げるように蓮の花を撮影すると天空に咲く蓮の花のような感じで撮れます。池の水面が浅い所に生えている蓮の花はこう言った写真を撮る事が可能です。空の色と蓮の花がとても合います。

仏教と蓮の花

仏教の花と言えば蓮の花を連想される方は多いと思います。実際にお寺の本堂に祀られている仏像の両脇には必ず大きな蓮の花があります。あれは常花と呼ばれるもので、ご家庭のお仏壇の中にも置かれています。

●何故?蓮の花なのか

仏教でよく蓮の花が出てくるのは、阿弥陀経に極楽には蓮の花が咲いていると説かれるからです。なぜ蓮の花なのかと言いますと、蓮の花の五つの特徴(蓮華の五徳)が正しい信心の特徴に合っているからです。生きているときに正しい信心を得た人は、極楽の蓮の台に忽然と生まれると説かれています。

1から分かる親鸞聖人と浄土真宗

●蓮華の五徳とは


蓮華の五徳とは、蓮の花の五つの特徴ということで、五つの特徴で極楽へ生まれられる人の心を説明されています。


1 淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
2 一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
3 花果同時の徳(かかどうじのとく)
4 一花多果の徳(いっかたかのとく)
5 中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)


1 淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)


チューリップやヒマワリは、陸地に咲いています。淤泥とは、淤も泥も泥田ということで、蓮の花は高原陸地に咲くのではなく、どろどろの泥田に咲きます。しかし泥の中に咲いても、蓮の花は泥に染まらぬきれいな花を咲かせます。


2 一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)


蓮の花は一つの茎に一つの花を咲かせます。アサガオは、一つの茎にたくさんの花を咲かせます。チューリップやヒマワリと同じように、蓮の花も、一つの茎に一つの花を咲かせます。


3 花果同時の徳(かかどうじのとく)

蓮の花は一度に開きます。そして、咲くと同時に実ができています。サクラの花は、三分咲き、五分咲き、八分咲き、満開とだんだん開いていきますが、蓮の花はバサッと一度に開きます。そして、開いた時には実ができています。リンゴの花は、花が散ってからだんだん実ができて、大きくなります。


4 一花多果の徳(いっかたかのとく)


蓮の花は一つの花にたくさんの実をつけています。リンゴの花は一つの花に一つの実をつけますが、蓮の花にはたくさんの実がついています。


5 中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)


蓮の花の茎の特徴です。茎はレンコンのように、中にいくつかの空洞があります。これが中虚ということです。外直とはまっすぐということです。アサガオのようにぐねぐねしているのではなく、チューリップのように茎はまっすぐです。
 
この蓮の花の五つの特徴から、それぞれ極楽へ生まれられる人の心を説明されています。それぞれに大変深い内容ですので細かい説明はできませんが、極楽へ生まれられる人の心を、正しい信心といいます。この正しい信心を教えられているのが親鸞聖人の書かれた正信偈(しょうしんげ)です。正信偈とは、正しい信心の偈(うた)ということで、正しい信心を教えられています。
生きている時に正しい信心を獲た人は、極楽へ生まれられるので、極楽には蓮の花が咲いていて、極楽に生まれる人は蓮の台に忽然と生まれると説かれています。これを蓮華化生(れんげけしょう)といいます。
 

1から分かる親鸞聖人と浄土真宗

●仏像が蓮の花に乗っている理由とは

 「蓮」スイレン科の水生の多年草。根茎(こんけい)は節が多く、晩秋に末端部が肥厚(ひこう)し、蓮根(はすね)といい、食用。葉は円形で長い柄をもち水上に出る。夏、水上に花茎を伸ばし、紅・淡紅・白色などの大きな花を開く。インドの原産で、古く中国から渡来し、池・沼などに栽培される。(大辞泉) 

仏教以前の古代のインドに、ヴイシュヌ神のへそから生じた蓮華の上に梵天(ぼんてん)が座して宇宙のもととなったという神話があり、蓮はそれ以来「蓮華座(れんけざ)」という仏像の座布団になったそうです。お寺の本堂にある造花を常花(じょうか)といいますが、これもたいてい蓮の形です。 また、蓮にはいくつかの特別な意味があります。 

ひとつは、池・沼などの泥の中から茎を伸ばし大きくきれいに咲く蓮の花は、つらいことや苦しいことばかりに見えるこの末法(まっぽう)の世の中にあらわれた仏の悟(さと)り・慈悲(じひ)に譬(たと)えられます。仏典には「蓮華は水に生じ水に長じ、水の上に出でて水に著せざるが如(ごと)く、是の如く如来は世間に生じ世間に長じ、世間の行を出でて世間の法に著(じゅく)せず」と仏の境地が述べられ、日蓮大聖人は「蓮はよきもの、泥よりいでたり」と、末法の汚世(じょくせ)に法華経を信じる気持ちを起こすことを、池から蓮のつぼみが出ることに譬えられています。


いまひとつは、蓮が他の植物と違い、花が咲くのと実がなるのが同時であるということが、迷悟不二(めいこふに)・煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)・即身成仏(そくしんじょうぶつ)をあらわしています。つまり悟りとか浄土というものは、修行をかさねて煩悩を滅した後に今と違う状態で到達するというようなものではなく、迷いや煩悩を持ったままの私たちが仏さまと同じ状態になれるのだという教えです。


ところで、私たちの帰依(きえ)する経典は「妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)」といい、インドの大乗経典「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ」を鳩摩羅什(くまらじゅう)が五世紀に訳したものです。これを直訳すると「正しい教え(サッダルマ)である白蓮華(プンダリーカ)のお経(スートラ)」となります。法華経はその名前のとおり、末法の世に咲いた大きな白い教えの花です。私たちの生きているこの世界こそが仏の世界であり、私たちが永遠の仏様の一部分であると教えてくれる、最も大切な経典なのです。

法華宗(陣門流)

蓮の花の仏具

当店ふたきやでも蓮の花がモチーフとなった仏具や蓮の花が描かれた仏具などを多数取り扱っています。蓮の花は花の中でも大きく美しい花ですので、仏具の装飾として施された蓮の花もとても美しく映えます。実際に何点か当店がオススメする蓮の花の仏具をご紹介したいと思います。

①仏具(おりん):おとずれりん

②仏具(照明):いろはあかり【ローソク型照明】

③仏具(盆用品):糸車まゆだま蓮華【盆提灯】

④位牌:(明日香)本呂色極上千倉座吹蓮華

⑤仏具:ミニ常花 金メッキ 花瓶付き

まとめ

秩父に観光に行かれる予定がある方は、ぜひ一度小鹿野町の蓮の群生地を見に行ってみては如何でしょうか。花がとても大きいのでズームの無いスマホでも大きく綺麗に撮る事ができますのでぜひ写真を撮ってみてください。最後までご覧くださいましてありがとうございました。