盆提灯について

盆提灯について

2017.06.05
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6月に入って、お盆用品のお問い合わせや御注文が増えて参りました!

この時期、関心をもっていらっしゃる方が多い様ですね(^^)

毎年やってくるお盆ですが、意外と知らないことが多いですよね。

特に初めてお盆を迎える方にとってはわからないことだらけで、いったい何を用意したらいいのやら・・・と悩んでしまっているのではないでしょうか?

そんなお悩みをお持ちの方に少しでも役立つ情報をお伝えできればと思います!

地域や風習によって異なる点も多いのですが、参考になれば幸いです(><)

 

お盆については、ひとつ前の記事でくわしくお話ししていますので、今回は盆提灯について書いていこうと思います。

盆提灯につきましては、お盆の時期以外にも販売しています。地域によっては葬儀時に喪主の方へお送りする場合があるからです。

ですがメインとしては今の時期になりますので、6月~7月が種類も多く、新商品も出ますから購入時期としてはおすすめです(^^)

 

「盆提灯は自分で購入してもいいの?」とよくご質問いただくのですが、ご自分でご購入いただいても問題ありません。

ただ「盆提灯は親族が贈るもの」という風習が強い地域もありますのでご注意いただければと思います。

盆提灯には大きく分けて吊るすタイプの「吊提灯」と床において飾る「置提灯」あります。

吊提灯 → 岐阜提灯・御殿丸・住吉・博多長 など

置提灯 → 大内行燈(三脚形式) など

狭いスペースに飾る場合には、吊るすタイプの盆提灯がおすすめです。

また、最近の住宅事情にあわせて小型でモダンなタイプの盆提灯も増えてきていますので、マンションなどでもお使いいただけます(^^)

地方などですと、使われる盆提灯の形がきまっているところもありますので、贈り物にする場合は確かめたほうが良いでしょう。

盆提灯は一対で飾るのが理想ですが、飾るスペースが限られている場合には一対でなくても大丈夫です。

家紋入りの盆提灯の場合は、家紋をお入れするのにお時間が掛かりますので、なるべく早めのご注文をおすすめします。

 

初盆の際には、初盆用の盆提灯をお飾りします。

白木地で白い火袋を持った盆提灯を飾る地域が一般的には多いようです。

白木の屋根付灯篭や六角灯篭、にぎやかな飾りの切子灯篭などを飾る地域もあります。

また、屋外のみ白い提灯を飾る地域もあるようです。

盆提灯には宗派のよる違いはありませんが、地域性による違いが大きいようです。

四十九日法要まで使用した霊前灯と呼ばれる提灯や行灯を、そのまま盆提灯として使用する地域もあるそうです。

 

盆提灯を選ぶ時、商品に「絹張り」もしくは「紙張り」と書いてあるのを目にされると思います。

これは提灯の明かりが灯る火袋(ひぶくろ)の部分に絹を張った商品と紙を貼った商品があるということです。

絹張りは表面