新しい年を迎えにるにあたり、「除夜の鐘」をついて、煩悩を取り除きます!
2011.12.30
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大晦日(おおみそか)は除日(じょじつ)ともいい、除夜(じょうや)は大晦日の夜のことをいいます。
「除く」の意味は、暦(こよみ)によると掃除・煤払い・精進・沐浴など身を清めるのに適した日とされ
ています。
除夜には寺院で、その年最後の法要が営まれて、法要の後に「除夜の鐘」がつかれます。
鐘をつく数はよく知られていますように108で、人間の煩悩の数を表すといわれ、ひとつきひとつき
が煩悩を消していきます。
澄み切った冷気のなか、鐘の音を聞いていると一年間の悲しかったこと、辛かったことなどが
走馬燈のように思い出されてきます。私自身もそうなのですが、日々仕事やいろいろのことに
追われ、自分を省みることができません。
静かに鐘の音を聞きながら、一年間を振り返り、心の洗濯をして、ゆく年を惜しみ、気持ちを
新たにして、来る年を迎えます。
平成23年121月31日
ネット通販のふたきや 二木博之
※参照 「仏教の生活 質問帳」若林隆壽著 中山書房仏書林
「楽しい仏教生活入門」佐々木宏幹 光文社
日常生活のなかの仏教について、やさしく書かれています。
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