お盆様と風習について:その1
2010.07.26
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盆棚と精霊棚のお供えを知る
盆飾りの牛と馬の意味について
かつて牛や馬は農耕生活の中で欠かせない動物でした。盆棚に飾る牛や馬はそうした生活を反映したものです。お盆の時には牛や馬を休ませる、といった家族と一緒に昔は暮らしていた家畜も年に一度は休ませ、丈夫に暮らせるよう祈りが込められていたようです。
盆棚の馬や牛はきゅうりやナス、わらやオガラなどでつくられますが、現在では先祖の乗り物として解釈されるのが一般的です。
江戸時代の文献には「7月13日から15日まで、家々ではその先祖を祭り、そこには必ずナスの牛ときゅうりの馬を飾る」と記したものもあります。
ナスはその形から牛となり、きゅうりはその形から馬と連想されてきましたが、実は地域によってナスが馬ということもあります。
また、複数を飾ったり、牛や馬のどちらかを飾るという場合もあります。
お盆様の飾りに関しては、地域の風習とさまざまな環境の影響を受け、その家、その家でさまざまな飾り付けが行われています。
また、お嫁さんやお姑さんが実家の習慣を取り入れたり、くふうしたりで、たくさんの飾りの方法があります。一度近くのお盆様が飾られたら、見学をしておくのも社会勉強のひとつになるのでは、ないでしょうか。
2010.7.26 東松山店 杉田
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