宗派別の祀り方:その7

宗派別の祀り方:その7

2010.05.28
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浄土真宗大谷派
本尊  阿弥陀如来
本山  東本願寺
宗祖  親鸞聖人
経典  浄土三部経
浄土真宗本願寺派と同様に、阿弥陀如来の功徳による「他力本願」の教えです。
京都東山の親鸞聖人の廟所が本願寺と称されていましたが、徳川時代の初めに教如上人が東本願寺、顕如上人が西本願寺に分かれました。もともとは一つの教えであったのです。
東本願寺が真宗大谷派、西本願寺が真宗本願寺派と呼ばれ、他にも十に余る宗派に分かれましたが、いずれもご本尊は阿弥陀如来です。
仏壇のととのえ方
上段中央に阿弥陀如来の画像または木像、または「南無阿弥陀仏」の六文名号を祭ります。本願寺派の場合と同様で、正式には「方便法身の尊形」というものですが、四十八本の光背のうち、上は四本、下は八本というのが大谷派の決まりです。
(本願寺派の場合は上下六本ずつが決まりです。)
向かって右に、親鸞聖人の画像か十字名号「帰命尽十万無碍光如来」を、左には蓮如上人の画像か九字名号「南無不可議光如来」を掲げます。
上段には上机をおき、ロウソクたてと火舎香炉、その左右に一対の仏飯器と花瓶をおきます。花瓶にはしきみなど青い葉のものをさし、色花は用いません。
前机に敷く内敷はふだんには用いないでよく、過去帖は前机の右側におきます。仏壇の中に位牌や、写真などは入れないようにします。
日常、朝夕のお勤め

朝夕のお勤めは身を正しくして正座し、灯明をともし、焼香のあと始めます。
正しい焼香は、正座してご本尊を仰ぎ見てから、両手をついて頭を下げて一礼します。右手で香盒の蓋をとって、香をつまみ、おしいただくことはしないで、香炉に二回入れます。
香盒の蓋をし、香炉のふたをして、合掌礼拝して終わります。
焼香のあとのお勤めは、一、正信偈を読誦し、二、念仏和讃を唱えます。三、回向文を唱え、四、御文を拝読します。四の御文は略すこともあります。
浄土真宗大谷派は、仏壇のととのえ方、朝夕のお勤めなど、多少こまかい違いはあっても、本願寺派とほとんど同じです。塗りの位牌や遺影は飾らず、故人の法名は法名軸や過去帖に記すといった点です。
ただ焼香を座礼で行う場合、抹香をつまんで香炉に二回入れる、という違いがあります。
2010.5.28 東松山店 杉田
参考文献「仏教と仏事のすべて」より

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