仏を祭るには:その1

仏を祭るには:その1

2010.05.08
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仏壇は心のよりどころ

 

人の住む家には、そこに住む人たちの心のよりどころの場というものが必要です。家は単に人が住む場所としての機能が果たせればよい、というのでなく、心のよりどころであり、親から子へ継承してゆくものを、はっきりと示したものがあるべきなのです。

仏壇は家の中の「聖」なる場、  仏壇は、単に先祖を祭りいれる物でなく、生きている家族の心を清らかに養ってゆくうえに、大きな働きをしてくれる信仰の対象を、安置しておくものです。仏壇に向かって祈る事によって人の心は慰められ、生きてゆく力をいただくことができるのです。

それは家族の人々、夫婦、親子のきずなをいっそう強めることにもなりうるといえましょう。芝居やテレビドラマなどでも、何かあると仏壇の前でご本尊や先祖に語りかけ、お力をお貸し下さいと願うのも、そうした意味からなのです。

仏壇のある家庭こそ、家族といえるのであり、そこには三世(過去世、現在世、未来世)にわたる霊のつながりがあるということができます。それを思うことによって、真の人間として生きたかが生まれてきます。

仏壇にお祭りするのは守り本尊と先祖  「家にはまで亡くなった人がいないから仏壇はいらない」という人がいます。けれどもだれにも先祖はおられるのであり、本家でお祭りし、お世話をしていても、自分の家でもまた祭ってよいのです。

仏壇とは先祖の霊を祭る場所だけでなく、前述のようにその家のご本尊を祭る場所でもあります。どの家にもその家の「守り本尊」なる仏様がおられるので、あちこちのお寺参りをすることもよいのですが、それ以上に、家の「守り本尊」に心を尽くして参り、みずからの生き方を反省して、日々を送ることがたいせつです。

仏壇を安置する場所は

 

家を新築するときには、必ず仏壇の置き場所を考えて設計することです。マンションなどを購入する場合にも、そうした場所をとりうるかどうか、確かめてみることがたいせつです。

仏壇を置く場所は家族の身近に   仏壇の置き場所は、宗派と地方によって多少の違いはありますが、居間におくことがいちばんとされています。それはあの世のご先祖も、常にいま生きている家族と共に暮らしている、という意味を持っているからです。

いつも家族の話を聞いてくれて、喜びも悲しみもともにしてくださる。ということなのです。仏間として、あらためて家族の暮らしから隔てた部屋でなくても、仏壇をおくことによって、その部屋が仏間になるわけです。

仏壇の安置の仕方   拝むときに、ご本尊が目の高さよりやや上にくるように安置します。仏壇をおく方角については「南面北座」 「東面西座」 「本山に向けて」などといわれますが、現代の住宅事情ではむずかしいようです。

 

2010.5.8 東松山店 杉田

参考文献「仏教と仏事のすべて」

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